デザイナーの残業問題

残業代もらえる?もらえない?デザイン会社で違う残業事情

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デザイン業界は深夜残業が多いのにサービス残業を強いられるといういう過酷な待遇の会社が多い現状です。

それでは、デザイン業界は残業代を払わない会社ばかりなのでしょうか?
実は残業代は支給されない会社と支給される会社に分かれていて、その支払い方法もさまざまです。

残業代がつかないブラック型

一番多いタイプは残業代が全くつかない、サービス残業が大前提のデザイン会社。
個人経営のデザイン事務所は賃金規定が特にザルで、社長を務めるデザイナーも「デザイナーは残業代がつかないもんだ」と最初から残業代を払う気がないケースが多いです。

個人経営の会社は資本金が少ない事に加え、「時間ではなく結果を売る」というデザイン業の特性上、残業代を支給すること自体厳しいという事情もあります。

ちなみに残業代不払いは労働基準法違反なので、労働基準局にチクることができますが、「おたくの社員の◯◯さんから報告があったので調査します」と事前連絡が入り、あなたがチクった事がバレバレになるのでおすすめできません。

みなし残業代のグレー型

次に多いのが残業代を「みなし残業代」として支給する会社です。
みなし残業代とは、月平均何時間残業するかを想定して、おおよその残業代を手当てのように固定で支給する方法です。

時給◯◯円×月の平均残業代◯時間

上記の固定金額が基本給に上乗せされて支給される仕組みです。

これは残業代を払えない会社がよく使う常套手段です。

一見残業代をもらえないよりマシに見えますが、この手を使う会社はみなし残業代を払う代わりに基本給を低めに設定していることがあります。

総支給額で見ると残業代がつかない会社より安いケースも考えられますので、一概に良いとは言えません。

重要なのは年収がいくらか

ここまで解説してきましたが、給料の支払い方は会社によって千差万別です。
残業代もボーナスもないけど月給が高めという会社もありますし、月給も安いし残業代もない、でもボーナスは高めという会社もあります。

こうなってくると、残業代がもらえるかどうかだけにこだわっても意味がなくなってきます。
ここで重要になってくるのが「年収ベースで考える」という視点です。

交通費を差し引いた年収(ボーナス含む)の総支給額を労働日数で割れば、日給が出てきますよね。

この日給に納得できるか出来ないかが転職するかどうかの分かれ目になります。

残業代を出してもらえる会社に転職するコツ

年収ベースが高くて残業代も出してもらえる転職先を探すとき、求人サイトや求人情報誌、ハローワークで自己判断して転職活動すると、「求人票に書いてあることと給与条件が違った」と面接を受けてから気づくというケースがよくありますので、転職エージェントで相談することをおすすめします。

20代で異業種に転職したいなら「ハタラクティブ」、デザイナーの仕事を続けるならクリエイティブ業界に強い「マスメディアン」を利用すると良いでしょう。
アドバイザーとの相性や得意業種が違ってきますので、複数の転職エージェントに登録してみて、最終的に『ここだ!』と思える転職エージェントに絞っていくと良いでしょう。

さいごに

残業代を支払わないという慣習が当たり前のように定着しているというのは他の業種ではありえないことですが、デザイン業界では残念ながら働くための前提のようになってしまっています。

だからといってサービス残業を「仕方がない」で終わらせるのでは、仕事をしている意味が揺らいできます。

残業代が出ないと思うと、モチベーションが下がりますよね。
残業代が支給される会社に転職して楽しく仕事できるようになりましょう。

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