不採用になったデザイン事務所の内情がブラック過ぎる

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その昔IT企業を退社し、グラフィックデザイナーに出戻り就活してた時の話。

27歳で転職を試みた私は、グラフィックデザイナーとして転職するにはもう黄色信号が出る年齢で、実際、年齢を理由に不採用になったりと、結構な危機感を感じながら何社も面接を繰り返していました。

そんな中で都内某所のデザイン事務所のなかなかシャレオツなサイトが目に止まり、ここはクリエイティビティの高い仕事が出来そうだと、チャレンジするつもりで面接をしてもらいました。

ナチュラルカフェ風のシャレオツな個人事務所。

面接が始まって程なく、履歴書を見た社長さんが
『あ〜…○○かぁ… 遠いなぁ』
と言うのです。

当時の私の自宅から事務所までは電車で一時間で、決して近いとは言えませんが、都内で働くなら十分に通勤範囲です。

『そ…そんなに遠いですか?』

と聞くと、

『うちは帰る時間が夜中の3時とかだから。いつもタクシーで帰ってもらってるから、遠いとタクシー代が出せないんだよね』

と言うのです!
ひえーブラック過ぎる!!

聞けばチラシやカタログなどの平面印刷物だけでなく、ポップ、什器、パッケージ、更にはアンケートの集計やプレゼント発送まで、クライアントが行うイベントやプロモーションで発生する全ての仕事を引き受けてるのだとか。

もうカフェ風個人事務所で引き受ける仕事量を超えてると思いましたが、
社長さんはグラフィックデザインが本当に好きで、寝食を惜しんで仕事に没頭するタイプなのでしょう。

クライアントもそこそこの大口でしたし、作ってる物もカフェ風オフィスはダテじゃないと思わせる高いクオリティでした。

クオリティの高い作品を作ってる事務所は、やはりそれだけ働いてるって事でしょうか。

プロとしては素晴らしいと思ったけど、家でのんびりする時間が無いとモチベーションを保てない私にはついていけないと感じました。

毎日終電でもキツイのに、夜中3時までとか無理。

結局、自宅からの距離を理由に不採用になりましたが採用にならなくて本当に良かったと思います。

感じた事

やっぱりデザイナーが社長を務める個人事務所は危険。
でも、もし自分が独立して、仕事が面白くて面白くてしょうがなくなったら、多分同じような働き方をするかも知れません。ただ、雇ってる人まで夜中まで働かすかなぁ…どうなんだろ。

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